先輩行政書士と布施について
事後封印につて解らないことがあったので、ある先輩行政書士に電話で尋ねたときのことです。
同じ敦賀支部の中に丁種封印の登録をしている先生がおらず、面識のない福井市の池○先生に意を決して電話をすることにしました。
解らないことがあるとその先生のホームページの記事を参考にさせていただくことがあり、こちらが一方的に親しみを感じていたためです。
しかし、自動車関連の業務をしている先生方というと、自分もそうですが忙しいときは特に合理的に時間を使うように工夫をしているものです。
そんな認識もあり、いきなりの電話で質問に答えてもらうことができるだろうかとか、怒られることがあるかもとか、緊張しました。
そんな心配をよそに、電話口でもわかるくらい非常に愛想よく丁寧に応じてくれました。
しまってある資料を引っ張り出してくれていることも伺えます。
そうこうして、私が納得できる答えをいただくことができ、感謝を申し上げると、「頑張ってください」と一言。
非常に励まされたことを思い出します。
さて、仏教の言葉に、「布施」というものがあります。
お布施と聞くと、お寺での法要のときに幾らかのお金を包んで納めることと思いがちです。
しかし、最近何気なく見た動画で、実はいろいろな方法の布施があるということを知りました。
お金だけでなく、自分が持っているもので、人を助けること、人に喜んでもらうことを本来意味しているのだと言います。
知識でも、技術でも、ほんの少しの気配りでも、人に惜しみなく与えることができるように創意工夫をして生きることを表す言葉です。
その工夫を実践していくことで自分の身の周りが変わるのだと、そして良い結果は後からついてくるのだと教えています。
私は特に信心深いわけでもなく、「なかなか実践できるものではないのでは」と思います。
しかしなるほど、先ほどご紹介した先生をはじめ、これまで関わった人の中には確かに他人の為に労苦を惜しまない人はいました。
その人たちに共通しているのは、この変化の激しい時代でも第一線で頑張っていることです。
人生100年時代。まだまだ自分は青いのだと、そしてまだまだこれからなのだと思える今日この頃です。
ほんの少しの「布施」を忘れずにいたいものです。
投稿者プロフィール
- 1965年生まれ:敦賀生まれの敦賀育ちで山羊座A型:特技・どこでも眠れること:性格・慎重かつ大胆:苦手・人混み:好きな番組・NHKの72H:好きな時間・一人の時間と飲み会
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